強力なBCP機能
大地震、停電等の災害時にも業務継続をサポート
電力も水道も換気もすべて自立して機能する高度防災ビルディング
電力会社の供給が止まっても、ビル独自で電力を供給。
一般的な事務所に必要とされる20VA/m²の電源供給が可能であり、別途、貸室内の照明・空調が使用できます。
災害時にも機能する「電気」「水」「換気・空調」
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- 耐震性に優れた中圧ガスを燃料とするコジェネレーションシステム
- ガスと重油のどちらでも運転可能なデュアルフューエル非常用発電機
- ガスの供給があれば最低でも10日以上稼働し、万が一ガスが途絶えたとしても3日間の稼働を可能にする重油を敷地内に貯蔵
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- 災害における断水時には、高度ろ過設備により井戸水から飲料水の確保・供給が可能
- 下水道に異常が発生しても都心浄化設備により下水を浄化し、日本橋川へ放流することでトイレの継続利用が可能
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- 自然換気と自然通風を維持するダブルスキン外装システム&エコボイドを整備
- 非常用発電機からDHC(地域冷暖房施設)と空調機へ電源を供給し、業務継続可能な空気環境を維持
- ※ 貸室内への電源引込工事は、テナント工事になります。
- ※ 照明・空調機器の稼働には出力制限があります。
- ※ 商用電源と非常用電源の電源切替時は停電が発生します。
- ※ 火災時、法定点検時等、電源を供給できないことがあります。
耐震性能
制震ブレースおよび耐震壁の配置、そして鉄骨断面の中にコンクリートを充填したCFT柱の採用により、通常ビルの1.5倍の耐震性能を確保。
水害対策
防潮板・水密扉の設置、重要設備(特高電気室・非常用発電機室(一部)等)や備蓄倉庫の地上階への設置など万全の水害対策。
災害救護機能
大手町フィナンシャルシティの医療施設「聖路加メディローカス」との連携により災害救護機能を確保。要救護者の一時受入れへの協力や、災害活動要員の滞在受入れスペースの提供を行います。また、自立型システムによる水と電力の供給、そして敷地内で掘削する井戸水の活用により、救護活動を支援します。
帰宅困難者支援機能
帰宅困難者が屋内で滞留可能な一時滞在施設(建物内最大約2,000㎡、約1,000人の収容が可能)を整備。また、3日分の食料、毛布などの防災物資を備蓄する倉庫も完備します。
エリア全体のBCPに貢献する「防災拠点ビル」
グランキューブはエリア全体のBCPに貢献する「防災拠点ビル」の役割を担っています。
帰宅困難者支援機能として約1,000人の収容が可能な一時滞在施設と防災物資備蓄倉庫を整備。また、災害救護機能として、近接ビルの国際医療サービス施設と連携し、救護活動支援も実施。大手町エリアに熱供給する地域冷暖房プラントの設置等、広範囲の防災性を向上させ、地域に貢献いたします。
- ※ 使用している写真はイメージです。