BCPと環境共生
地震に対し強靭な構造、
停電時にも機能する非常用電源・給水・換気
耐震性能
コアフレーム内の制振ブレースや、鉄骨断面の中にコンクリートを充填したCFT柱の採用により、極めて高い耐震性(通常の超高層ビルの1.5倍レベル)を確保。長周期地震振動にも対応します。
水害対策
水害に備え、すべてのビル入口に高さ1mの防潮板を完備。さらに、隣接ビルとの接続部や地下重要機械室にも防水扉や防潮板を設置します。
非常用発電機
災害時に備え、非常用ガスタービン発電機(2,000kVA×2台)に加え、災害時の供給安定性に優れた中圧ガスも使用可能な「デュアルフューエル方式ガスタービン発電機」(3,000kVA×1台)を採用。停電時には、共用部の一部照明・エレベータを稼働させる他、オフィス専用部にも照明・コンセント負荷(15VA/m²程度)を供給できる電源を確保。
テナント様のBCP(事業継続計画)を強力に支援します。
給水対応
地震時などの断水に対しても、ビル地下・屋上に設置した貯留槽から上水の供給が可能です。また、専用の井戸と濾過装置を備えており、断水時には井戸水から雑用水の精製が可能です。
エリアマネジメントによる地域ぐるみの災害対策で、万全の安全性を確保
災害対策
供給安定性に優れた地域冷暖房システム、災害時にも止まらない情報ネットワーク環境、そして東京都・千代田区との連携による災害対策(帰宅困難者支援・災害医療サポート・備蓄品/災害情報の提供)など、万全の態勢を整備しています。また、共同溝によって「電気・ガス・通信などのライフライン」を強固にしていることも災害対策の一環です。
環境や地域に優しく、オフィスワーカーにも優しい、
環境共生型ビルディング
環境技術
エアフローウィンドウによる窓面の熱負荷低減、超高効率LED照明の採用、太陽光自動追尾ブラインドなど、最新の環境技術を導入することにより、CASBEE/Sランク相当の環境性能を確保。また、日本政策投資銀行の環境認証制度「DBJ Green Building認証」において最高ランク「Platinum」の評価を取得しています。
地域冷暖房
ビル内に地域冷暖房サブプラントを整備。高効率機器と蓄熱層の連携により、街区全体の省エネ化を図るとともに、地域配管を通じて大手町地区の他プラントとのバックアップ機能も備えます。
コミュニティ広場
敷地西側に、四季折々に変化する木々や植物の表情を感じることができる緑豊かなコミュニティ広場を整備。就業者の皆様や来街者に、心と体を癒す快適な憩い空間を提供します。また、災害時には帰宅困難者の受入スペースになる他、マンホールトイレを設置するなど、災害救援の場となります。
- ※ 使用している写真はイメージです。