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丸の内再構築が 「拡がり」 「深まる」 / 「第2ステージ」へ 「三菱商事ビル・古河ビル・丸ノ内八重洲ビル建替計画」 の着手決定
当社は、1998年 丸の内再構築に取り組んでいくことを表明、以降10年間を「第1ステージ」と位置付けました。街ブランド戦略に基づき、それまでのビジネスに特化した街から、開かれた多様性のある街へと転換を図るべく、東京駅前周辺を重点的に機能更新しながら、丸ビルをはじめビル6棟の建替を推進しております。

この度、2008年から始まる10年間「第2ステージ」の展開方針と、最初の建替ビルが決定しましたのでお知らせ致します。「第2ステージ」では、「第1ステージ」から取り組んできた丸の内再構築の更なる「拡がり」と「深まり」を目指し、約111ヘクタールに及ぶ「大手町・丸の内・有楽町地区」全域にその効果を波及させます。

建替計画全体図


(1)丸の内再構築「第2ステージ」の展開方針

   @「建替・機能更新スピードの持続」
      10年間に4,500億円を投資し、「第1ステージ」のビル建替・機能更新スピードを持続します。
(7〜8棟の建替、既存ビルのリニューアルならびにインフラ整備を想定しております。)
   A「機能更新エリアの拡大」
      「第1ステージ」において重点開発した東京駅前周辺の活気と賑わいを、
「大手町・丸の内・有楽町地区」全域に拡げます。
   B「ビジネス機能の深化」
      ビル31棟を面で保有する優位性を活用し、「ITインフラ」「セキュリティー」の高度化など、グローバルに活動する企業ニーズを捉えたビジネス機能を深化。世界有数のビジネスセンターとしての地位を、更に確固たるものに高めます。
   C「機能の多様性の拡大」
      街機能の多様性を更に拡げ、文化機能の整備に着手します。
国際都市丸の内ならではの多様な機能を強化することにより、「都市観光」という観点からの魅力も高めます。
   D「インタラクションの深化」
      「世界で最もインタラクションが活発な街」とするため、3つのコンセプト「オープン」「ネットワーク」「インタラクティブ」に基づくまちづくりを継続。次代をリードする新たな産業の集積を進めるなど、今後も様々な交流を深化します。
   E「エリアマネジメントの深化」
      「大手町・丸の内・有楽町地区」全体が一つの地域社会として成熟していくために、エリアマネジメントを更に深化させていきます。「環境共生の推進」、「ホスピタリティーの充実」などを通じ、持続成長する「サステナブル・コミュニティーの創造」に注力します。


(2)三菱商事ビル・古河ビル・丸ノ内八重洲ビル建替計画

   「丸の内」と「有楽町」の結節点に位置する本計画地において、3棟を一挙に建て替え、大型街区として整備します。地域インフラ施設の機能更新にも寄与する計画とし、街の「拡がり」と「深まり」を目指す「第2ステージ」のスタートに相応しいプロジェクトとして推進します。
   建替によって、将来のオフィスニーズにも十二分に対応でき、快適で高規格なオフィス環境の提供を可能にするとともに、ビジネスワーカーを支援する多様な機能の導入も図ります。
   「第1ステージ」で進めてきた「丸の内仲通り」への商業店舗誘致を更に進め、「東京駅」と「有楽町駅」の連続性と歩行者回遊を強化します。
   従前本計画地に存在した、丸の内最初のオフィスビル「三菱一号館」を復元します。
日本に初めて誕生した近代オフィス街「丸の内」は、単にビジネスだけではなく、文化も充実した街づくりを描いていました。その草創期の思想を改めて認識し、復元する建物を「丸の内らしさの源泉」として活用します。
具体的には、歴史・芸術などの「文化」「情報発信」や、「都市観光」「エリアマネジメント」に寄与する「ホスピタリティー」の拠点とすることを検討しています。
   次世代を象徴するオフィス棟と、赤煉瓦の「三菱一号館」の間に、潤いと求心力を生み出す広場を配置し、魅力ある街角を形成します。
   2006年度の着工、2009年度の竣工を目標とし、今後、関係各位のご協力を得ながら計画を進めてまいります。




 新ビルの概要

 
敷地面積:   約1.2ha
構造規模:   未定
延床面積:   約20ha(想定)
着    工:   2006年度(予定)
竣    工:   2009年度(予定)


 三菱一号館の概要

 
施工年:   1894年(明治27年)
構  造:   煉瓦造 地下1階・地上3階
床面積:   約5,000m2
用  途:   貸事務所(入居テナント: 三菱合資会社本社・同銀行部 他)
設計者:   ジョサイア・コンドル (1852〜1920)
イギリス人建築家。ロンドン大学卒業後、ロンドンで設計に従事した後、1877年(明治10年)日本政府に招聘され来日。上野博物館、鹿鳴館、有栖川宮邸洋館、ニコライ堂などを設計。工部大学校(帝国大学)にて日本で初めて本格的な西欧式建築教育に携わる傍ら、自らの設計事務所を開設。三菱社の建築顧問も務め、三菱一号館のほか岩崎家邸宅を多数手がける。東京帝国大学名誉教授、日本建築学会名誉会長を務め、日本にて没。
建物特色:   イギリスのビクトリア時代を代表するクイーンアン様式を取り入れた正統的な立面が特徴で、急勾配のスレート葺き屋根、棟飾りと相俟って、コンドルならではの、明治時代を代表する西洋風建築と評された。
また、日本最初のオフィス街「丸の内」における最初の貸事務所であり、一つの入口を縦割りで一単位とする形式、いわゆる棟割長屋方式であった。
取り壊し直前の1号館
※1968年(昭和43年)取壊し直前の1号館


 建替ビルの概要  

[三菱商事ビル] 三菱商事ビル
 
所在地:   東京都千代田区丸の内二丁目6番3号
敷地面積:     3,968m2
構造規模:   鉄骨鉄筋コンクリート造  地下4階・地上15階建
延床面積:   55,274m2
竣    工:   1971年1月

[古河ビル] 古河ビル
 
所在地:   東京都千代田区丸の内二丁目6番1号
敷地面積:     4,599m2
構造規模:   鉄骨鉄筋コンクリート造  地下4階・地上9階建
延床面積:   51,637m2
竣    工:   1965年4月

[丸ノ内八重洲ビル] 丸ノ内八重洲ビル
 
所在地:   東京都千代田区丸の内二丁目6番2号
敷地面積:     3,095m2
構造規模:   鉄骨鉄筋コンクリート造  地下1階・地上8階建
延床面積:   18,379m2
竣    工:   1928年3月
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